60年以上続く老舗CBDブランドの日本支社『Pharma Hemp Japan』の想い ~CBDアドベント2024~

こんにちは!CBD部のこんさんです!

CBD/麻産業を盛り上げるという趣旨の連載企画 CBDアドベントカレンダー2024 に共感いただき、60年以上も歴史のある『Pharma Hemp』の日本支社PharmahempJapanを運営する望月社長に記事を寄稿いただきました。

日本のCBD/麻領域において、海外企業の経験やノウハウは貴重なものとなります。そんななかPharma Hemp Japan社がどんな経緯で設立され、どのような想いで今まで続けてこられたか。

CBD利用者やCBD事業者など皆様にぜひ読んでいただきたいです!

スロベニアの大麻農園と望月社長(右)

皆さんこんにちは。世界に名を馳せる老舗CBDブランド、Pharma Hempの日本法人、株式会社Pharma Hemp Japan 代表の望月です。本記事では、2024年版のCBDアドベントカレンダーとのコラボレーションを通じて、Pharma Hemp Japanがどのような経緯で設立され、これまでにどのような歩みをしてきたのかをご紹介します。

CBD製品の利用経験がある方、興味はあるけどまだ手を出していない方、将来的にCBD製品の開発に挑戦したいと思っている方に向けて、役立つ情報をお届けできればと思います。

CBDへの興味が芽生えた始まり

CBDに興味を持ち始めたのは、私の家内が全身アレルギーに苦しみ、それまで使用していたステロイド薬から自然派の製品への移行を考えた時期でした。その頃、長野県に住む友人から「CBD」という成分が日本にも導入される可能性があると聞き、インターネットで積極的に情報収集を始めました。

CBDとの出会い

研究の過程で、今私が代表を務める株式会社ファーマーヘンプジャパンが取り扱うスロベニア発の「ファーマーヘンプ」というブランドに出会いました。当時、日本でCBD製品の輸入を行っている業者はほとんどいませんでした。自分で現場を確認したいという思いから、アメリカとヨーロッパのブランドを訪問。ファーマーヘンプの環境への取り組みやスタイルに共感し、このブランドを日本に持ち込むことを決めました。

CBDを通じた社会への貢献

私が目指すのは、日本や社会を大きく変革することではなく、良質なCBDを日本に紹介し、多くの人々に体験してもらうことです。CBDが万人に合うわけではありませんが、その中で症状の改善を実感してもらえればと考えています。私たちは自信を持って提案できる製品のみを輸入し、それを基準に活動を続けています。

ファーマーヘンプジャパンの立ち上げ

ファーマーヘンプジャパンの立ち上げは、現地を直接訪問することから始まりました。コロナウイルスの流行前、そして流行中も含め、ヨーロッパを年に一度訪れては、現地の動向を視察してきました。ファーマーヘンプを日本に紹介するために、その本社と提携し、日本での窓口となる会社を設立。それが約6年前のことです。

CBD事業での挑戦と失敗

事業を進める中で直面したのは、THCやTHCVなど、厚生労働省から指摘される成分問題です。これにより、製品の改修や変更を繰り返す必要に迫られました。CBDを取り巻くイメージに苦しんだことも事実ですが、私たちの目指すのは自然由来の成分を提供すること。日本の法律改正が進むことで、私たちの取り組みが正当なものであることが理解される日を待っています。

このように、CBDとの出会いから事業の立ち上げ、そして社会への貢献まで、多くの挑戦と失敗を経験しましたが、それぞれが私たちの歩みを形作っています。

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