CBD・ヘンプ業界 Weekly X News(2026年8月24日〜8月30日)

本記事はAIがX(旧Twitter)上の投稿を自動で収集・分析し、編集したものです。掲載トピックはエンゲージメント(いいね・リポスト・表示回数)や業界への影響度などをもとに選定しています。内容の正確性については、各トピックのソースをあわせてご確認ください。
今週のハイライト
・日本:大麻草研究栽培者免許を取得した企業が、その研究の中身を公表。出発点は「トマトを甘くする」研究だった。
・米連邦:ヘンプ由来カンナビノイドの新規制を2年先送りする法案に2人が加わり、賛同する下院議員は41人になった。
・米連邦:一部がスケジュールIIIへ移ったことで、製薬・農業・消費財の大手が業界に関心を寄せているとの指摘。
・カリフォルニア州議会が、CBNアイソレートを「大麻濃縮物」の定義から外す法案を全会一致で可決。
・コネチカット州最高裁が、ヘンプ加工場での大麻加工を認める判断。免許の違いだけでは用途の変更を拒めない。
・CDCが2028年の全国健康調査に大麻の設問を追加提案。回答時に「CBDのみの製品は含めない」と明記した。
・バージニア州のヘンプ事業者が、1パッケージ2mgのTHC上限をめぐって州議会に公聴会の開催を要求。
・イギリス:医療大麻大手のGrow Groupが売却先を探していると報じられた。
・イギリス:バーナム新首相に合法化を期待する声がある一方、ブルームバーグのコラムは「新首相がその流れに乗るとは思えない」と懐疑的に見ている。
・ドイツ:部分合法化から2年、下水を調べても消費は増えていなかった。大麻関連の犯罪は大きく減少。
・ドイツ:初のカンナビス由来処方薬の価格をめぐり、業界団体が「花の償還額の約10倍」と反発。
・ブラジル:医療大麻市場は2025年に9億7,100万レアル・患者87万3,000人へ。一方で道を開いた患者団体は押されつつある。
・南アフリカ:モールに並ぶカンナビスショップは合法なのか——立法の空白を農業経済学者が指摘した。
北米のCBD/ヘンプニュース
ヘンプの新ルールを2年先送りする法案、賛同議員が41人に
米下院で、ヘンプ由来カンナビノイド製品への新しい規制の適用を2年間先送りする超党派法案「Hemp Planting Predictability Act(H.R.7024)」に、8月27日、ロバート・ウィットマン下院議員(共和・バージニア州)とギルバート・シスネロス下院議員(民主・カリフォルニア州)の2人が共同提案者として加わった。共同提案者は民主22人・共和18人の40人となり、提出者のジェームズ・ベアード下院議員(共和・インディアナ州)を合わせて41人がこの法案を支持していることになる。
先送りの対象は、2026年度の農業歳出法に盛り込まれ、現行では2026年11月12日に発効するヘンプ関連規定だ。中身は、①「デルタ9THC 0.3%」という従来の基準を、THCA(テトラヒドロカンナビノール酸)を含む「総THC 0.3%」に置き換える、②容器あたりの総THCが0.4mgを超えるヘンプ由来カンナビノイド製品を除外する、③大麻草の外で合成・製造された一部のカンナビノイドを除外する——の3点。法案が成立すれば、発効は2028年11月12日にずれる。上院にはエイミー・クロブシャー(民主・ミネソタ州)、ランド・ポール(共和・ケンタッキー州)、ジェフ・マークリー(民主・オレゴン州)の3議員による同趣旨の法案(S.3686)がある。
「容器あたり0.4mg」という数字は、CBD製品の設計にそのまま効いてくる。米国向けに原料や製品を出す側から見れば、規格が2026年11月に変わるのか2028年まで据え置かれるのかは、そのまま調達と在庫の計画の話になる。11月12日という期限まで、あと2か月半だ。
ソース: @AMartinelliWA(8/29)
「スケジュールIII」という窓を、製薬と農業の大手が見ている
米国では2026年4月28日付の連邦の最終命令によって、FDA承認薬に含まれる大麻と、州の医療大麻ライセンスの下にある大麻が、スケジュールIからスケジュールIIIへ移っている。それ以外の大麻——無免許の栽培品、バルクの大麻、FDA承認薬に組み込まれていない抽出物や派生物——はスケジュールIのままで、すべての形態を対象とする再分類は、6月29日に始まった行政審判で審理が続いている段階だ。
この一部移行を受けて、法律事務所ディキンソン・ライトのクリストファー・B・リンチ弁護士がMarijuana Momentへの寄稿で、再分類が「製薬・農業・消費財の各社の関心を引きつけている」と指摘した。さらに「体力のある事業者はすでにこの窓を使って、組織再編、新たなパートナー探し、不良資産の取得、新市場の開拓を計画している」としている。
あくまで弁護士による寄稿であって、具体的な取引が公表されたわけではない。ただ、前週にはCuraleafによるAurora Cannabisへの2億6,000万米ドルの買収提案が報じられており、業界再編の話が続けて出てきていることは押さえておきたい。
ソース: @tomangell(8/29)
ソノマ郡のドローン捜索に住民が提訴——「無許可栽培を探す」から始まった監視
米カリフォルニア州ソノマ郡が、私有地の上空にドローンを飛ばして無許可の大麻栽培を探していたとして、住民から提訴された。ACLU(アメリカ自由人権協会)はこれを憲法違反の「暴走した監視活動」と呼んでいる。訴状によれば、郡は2019年以降、令状なしのドローン飛行を約700回行い、およそ5,600枚の航空写真を集めたとされる。ACLUは、2024年の飛行のうち半数近くは大麻とは無関係だったとしている。
High Timesの記事は、取り締まりが大麻と関係のない建築基準違反にまで広がり、多額の制裁金につながったこと、住民の一人は差し押さえに直面していることを伝えている。郡は和解交渉のあいだ、飛行を停止しているという。
ソース: @HIGH_TIMES_Mag(8/30)
The enforcement
イリノイ州でドライブスルー受け取りが動き出した
イリノイ州で、州金融職業規制局(IDFPR)の承認を得たディスペンサリーが、ドライブスルーの受け取りレーンの運用を始めた。ゴッドフリーのVillage Dispensaryが8月26日に承認を受け、翌27日に開業。7月23日に開業したダンビルのSeven Point Cannabis Dispensaryと合わせて、州内で2軒になった。
根拠になったのは6月12日にプリツカー知事が署名したSB3222で、所持上限の引き上げとあわせて、嗜好用の購入者と医療用の患者の双方にドライブスルーとカーブサイド受け取りを認めるものだ(医療患者を優先する)。実施には事前にIDFPRの審査・承認を受けることが条件になっている。
ソース: @AMartinelliWA(8/28)
アラバマ州で2軒目の医療大麻ディスペンサリーが開店
アラバマ州で2軒目の医療大麻ディスペンサリーが開店した。最初の店舗で販売が始まってから約3か月後、州議会が制度を通してからは5年後になる。関係者は「州内にディスペンサリーの拠点が増えることは、患者のアクセスと負担のためにきわめて重要だ」とコメントしている。
制度ができてから店舗が並ぶまでに5年——法律の成立と、患者が実際に手に取れる状態のあいだにある距離が、そのまま数字になっている。
ソース: @MarijuanaMoment(8/29)
marijuanamoment.net/alabamas-secon…
メディケアのヘンプ給付プログラムをめぐる訴訟、控訴審の日程が決まった
米連邦控訴裁(コロンビア特別区巡回区)が、CMS(メディケア・メディケイドサービスセンター)のヘンプ給付プログラムを争う訴訟について、書面提出の日程を定めた。
争われているのは、2026年4月1日に始まった「Substance Access Beneficiary Engagement Incentive(BEI)」というプログラムだ。反大麻団体のSmart Approaches to Marijuana(SAM)や製薬企業MMJ International Holdingsらが、CMSは公開の規則制定手続きもFDAの関与も経ずにこのプログラムを立ち上げており、法律上の権限を超えていると主張して提訴した。地裁は原告適格(standing)を欠くとして訴えを退け、原告側が控訴していた。
つまり、争点はまだ「プログラムの中身が適法か」ではなく「そもそも原告に争う資格があるか」の段階にある。ヘンプ由来製品が公的医療保険の給付に乗るかどうかという、市場規模を左右する論点が、手続の入口で止まっている形だ。
ソース: @MarijuanaMoment(8/27)
marijuanamoment.net/federal-appeal…
バージニア州のヘンプ事業者、「1パッケージ2mg」の公聴会を議会に求める
バージニア州で8月15日に施行された規制——州内で売られる大麻・ヘンプ製品は、他の成分や比率にかかわらず1パッケージあたりのTHCが2mg未満でなければならない——について、影響を受けたヘンプ事業者が州議会に公聴会の開催を求めている。
この規制は、CBDとTHCの比率が25対1であれば2mgを超えてもよいとしていた従来の「25:1ルール」を撤廃するもので、CBD製品の処方設計に直接効く。ヘンプ企業を代表するCannabis Small Business Association(CSBA)は、小売大麻市場への移行を監督する州議会の合同委員会に対し、新方針の「帰結」を扱う専用の会合を開くよう要請した。業界側は「事業者、家族、科学者、規制当局、その他の関係者を同じテーブルに着かせて、この議論を公開の場でやろう」と述べている。
施行を止めるようヘンプ企業が求めた仮処分は連邦地裁が退けており、本案の審理は続いている。州の小売大麻市場の開始は2027年7月1日の予定だ。
ソース: @MarijuanaMoment(8/27)
marijuanamoment.net/virginia-hemp-…
CDCが全国健康調査に大麻の設問——「CBDのみの製品は含めない」
米CDC(疾病対策センター)が、2028年の全国健康聞き取り調査(NHIS)の大幅な設計変更にあわせて、成人に大麻の使用頻度と使用理由を尋ねる設問を追加することを提案した。
提案されている設問は「あなたは現在、大麻を毎日/ほとんどの日/いくつかの日に使っていますか、それともまったく使っていませんか」というもので、回答にあたっては「CBDのみの製品は含めない」よう指示される。いずれかの頻度で使っていると答えた人には、「どのような理由で大麻を使っていますか」という追加の設問が示される。CDCは10月20日まで意見を募集しており、設問は2028年の実施までに変更される可能性がある。
注目したいのは、連邦の統計インフラが「大麻」と「CBDのみの製品」を明示的に切り分けたことだ。国の基幹統計が両者を別物として数え始めれば、そこから出てくる数字は、政策の議論でも市場の議論でも前提として使われていく。
ソース: @AMartinelliWA(8/26)
コネチカット州最高裁:「ヘンプか大麻か」は免許の違いだけでは決まらない
コネチカット州最高裁が、ヘンプ加工施設での大麻の栽培・加工をめぐる用途地域(ゾーニング)争いで、事業者側の主張を全会一致で認めた。舞台はサフィールドの旧タバコ関連施設で、2019年からヘンプ抽出事業を営んできたLasa Extract社と、土地を所有するThe Crosswalk社が、同じ場所で大麻の栽培・加工を行うことを申請していた。
グレゴリー・ドーリア判事が執筆した判決は、ゾーニング当局は「州法や連邦法がその製品をどう分類しているか」に主に依拠するのではなく、「その場所で実際に何が行われるか」を検討しなければならないとした。州の免許・規制の枠組みが違うことは考慮すべき事情ではあるが、決定的ではない——というのが結論だ。裁判所は、大麻の栽培・加工の提案が、すでにその場所で行われてきたヘンプ事業と実質的に異なるものではないと判断した。
「ヘンプと大麻は同じ植物で、免許の区分が違うだけ」という業界がずっと言ってきた話が、州の最高裁の判断として形になった一件でもある。
ソース: @AMartinelliWA(8/25)
カリフォルニア州議会、CBNアイソレートを「大麻濃縮物」の定義から外す
カリフォルニア州議会が、CBN(カンナビノール)アイソレートを州の「大麻濃縮物」の定義から除外する法案AB2250を可決した。上院38対0、下院78対0の全会一致で、ニューサム知事の署名を待つ段階だ。対象は純度99%を超え、THCも合成カンナビノイドも含まないCBNアイソレートで、除外は2028年1月1日から適用される。
これは昨年成立したAB8が、CBDアイソレートを同じ定義から外したことに続く措置で、CBDに認められた扱いをCBNにも広げる内容になる。マイナーカンナビノイドが規制上どう位置づけられるかは、原料としての流通のしやすさに直結する。
ソース: @AMartinelliWA(8/29)
南米のCBD/ヘンプニュース
ブラジル:CBD医薬品6億2,600万レアルの商談、資金の流れに捜査が及ぶ
前週に報じられた、ブラジル保健省へのカンナビジオール(CBD)医薬品の納入提案をめぐる捜査に、続報が出た。Poder360が独自に伝えたところによれば、この商談に使われようとしていた企業「Camilo Comércio e Serviços」(屋号 World Cannabis)は、2023年から2025年にかけてBRB銀行の口座で610万レアルを動かし、2025年3月31日にはスペインの企業へ7万653.87ユーロ(当時のレートで約45万1,000レアル)を送金していた。同社は2023年4月25日に資本金1万レアルで設立され、銀行に申告していた総営業収入は2,765.70レアル——月平均で251.43レアルだった。情報源はCoaf(金融活動管理審議会)の捜査文書だとしている。
前提として、この納入契約は成立していない。保健省は当該企業と契約を結んだ事実はないとしており、関係者の関与は捜査の段階にある。それでも、CBD医薬品が国家の医薬品調達で6億2,600万レアル(約170億円)規模の商談として持ち込まれうるという事実そのものが、ブラジル市場の大きさを映している。
ソース: @Poder360(8/29)

ブラジル:市場9億7,100万レアル・患者87万3,000人へ。道を開いた患者団体は押されつつある
ブラジルの医療大麻市場は2025年に9億7,100万レアルを動かし、患者数は87万3,000人に達した。前年比30%増で、現在Anvisa(国家衛生監督庁)の承認を受けた製品は25社の52品目にのぼる。技術・科学系メディアのFlorestal Brasilは、この急拡大の一方で、規制への道を開いてきた患者団体が大手製薬企業に押されつつあると研究者が警告している、と伝えた。
2025年時点で登記のある患者団体は315。だが、医薬品を製造するAnvisaの認可を持つ団体はひとつもない。司法判断によって栽培と会員への供給ができる団体はあっても、製薬企業と同じように市場で販売することはできない、という構図だ。ブラジルの大麻政策を動かしてきたのは患者と家族の働きかけだったが、制度が整うにつれて、産業の側に主導権が移りつつある。
制度化が進むほど、最初にリスクを取った人たちが規模の論理の外に置かれていく——CBD市場が立ち上がる国では、どこでも起こりうる話でもある。
ソース: @florestalbrasil(8/28)
Em 2025, o setor movimentou R$ 971

欧州のCBD/ヘンプニュース
イギリス:医療大麻大手のGrow Groupが、売却先を探している
英国最大級の医療大麻サプライヤーGrow Groupが、事業の売却に向けた手続きに入っていることをSky Newsが報じた。同社はアルバレス・アンド・マーサル(A&M)を起用し、株式の売却と、事業・資産の売却の双方を対象に、短期間で進める入札を実施しているという。
Grow Groupは、英国で医療大麻製品が合法化されたことを受けて2017年に設立された会社で、自社を「英国最大の処方大麻医薬品のサプライヤー」と位置づけている。英国のほかオーストラリアとドイツでも製品を販売してきた。報道によれば、同社は2024年にはEBITDAベースで黒字だったが、直近の会計年度は190万ポンドの赤字だったという。
欧州の医療大麻は市場として広がっている一方で、一社が黒字を出し続けるのは簡単ではない。その現実が、英国最大級の供給者の売却という形で出てきた。
ソース: @SkyNews(8/29)
Sky's @MarkKleinmanSky shares this report ⬇️
trib.al/KiKLIPa
イギリス:新首相への「合法化」期待に、ブルームバーグは冷静な見方
ブルームバーグが8月27日、「合法化支持者はアンディ・バーナム氏がニューヨークの先例に続くことを期待しているが、ローザ・プリンス記者は、新首相が大麻の流れに乗るとは思っていない」と、同社オピニオンのコラムを紹介した。
バーナム氏は2026年7月20日にキア・スターマー氏の後任として英首相に就任している。就任前後の7月には「バーナム氏が50億ポンドの財政の穴を埋めるために大麻の合法化を検討させている」という趣旨の動画がSNSで拡散したが、この話は事実ではなかった。本人は過去に大麻を使ったことがあると認め、薬物政策を公衆衛生の問題として語ってはいるものの、合法化には踏み込んでいない。
ここで押さえておきたいのは、イギリスで動いているのはあくまで医療の側だということだ。同じ週に英国最大級の医療大麻サプライヤーが売却先を探していると報じられている。制度としての医療大麻はあるが事業として苦しく、嗜好用については新政権になっても具体的な動きはない——というのが今週のイギリスの現在地になる。
ソース: @business(8/27)
ドイツ:部分合法化から2年、下水を調べても消費は増えていなかった
独ツァイト・オンラインが8月28日、「部分合法化以降、私たちは大麻について議論してきた。しかしその消費はまったく増えていない。下水を一瞥すればわかる——本当の薬物問題は別にある」と投稿した。
背景にあるのはDIW(ドイツ経済研究所)の分析だ。2011年から欧州で標準化された手順で採取されている下水サンプル(2025年はEU25か国とノルウェー・トルコの115都市)と、調査データのいずれでも、2024年4月の部分合法化のあとに大麻の消費が構造的に変化した形跡は見られなかったという。一方で、警察統計上の大麻関連の犯罪は大きく減り、街頭価格は安定していた。同じ期間に大きく伸びていたのは、コカイン(クラックを含む)とメタンフェタミンだった。
合法化の是非とは別に、「制度を変えたら消費はどうなるのか」を下水という物理的なデータで測れる国が出てきた、という点がこのニュースの意味だ。日本の議論でも、推測ではなく測定に基づいて話せる材料が一つ増えたことになる。
ソース: @zeitonline(8/28)
ドイツ:初のカンナビス由来処方薬「Exilby」、1日11ユーロという価格が論点に
独ヴェルトが8月27日、「カンナビスをベースにした新しい鎮痛薬が1日11ユーロで——しかしヘンプ・ロビーは反対している」と報じた。Exilbyは慢性の腰痛を対象にBfArM(連邦医薬品・医療機器研究所)が2026年6月9日に承認した処方薬で、ドイツとオーストリアで2026年9月からの供給が予定されている。
ドイツはこれまで、医師の処方によって大麻の花(フラワー)を公的医療保険(GKV)の枠組みで扱ってきた。そこに規格化された処方薬が入ることで、「花か、製剤か」という選択が価格と保険財政の問題として表に出てきた形だ。
ソース: @welt(8/27)

ドイツ:業界団体は「花の償還額の約10倍」と反発
これに対してドイツ大麻協会(DHV)は8月28日、「Exilbyは1瓶あたり745.40ユーロ。同じTHC量なら、かつてのGKVによる花の償還額の約10倍だ。花を削るのではなく、まともな価格を交渉すべきだった。連帯共同体を犠牲にした価格のつり上げだ」と投稿した。
ただし、この745.40ユーロという価格は同協会が示した数字であって、ドイツの薬価データベース(Lauer-Taxe)で確認されたものではない。公的保険の償還額は、連邦共同委員会(G-BA)との交渉によってこれから決まる段階にある。数字の扱いには注意が要る。
それでも論点自体は明快だ。制度が「花から製剤へ」動くとき、そのコストを患者の自己負担に寄せるのか、保険財政に寄せるのか。価格が確定する前から議論が始まっている。
ソース: @hanfverband(8/28)

アフリカのCBD/ヘンプニュース
南アフリカ:モールに並ぶ「カンナビスショップ」は、合法なのか
南アフリカの農業経済学者ワンディレ・シフロボ氏が、ショッピングモールで見かけるカンナビスショップの適法性を問う投稿をした。News24でジェイソン・スコット氏が取り上げた論点を受けたもので、シフロボ氏は「現在認められているのは私的な消費のための栽培であって、こうした店で取引することではない」と指摘する。
政府はカンナビス産業を育てたいという意向を示しており、参入を望む人も多い。しかし、取引を認めるための立法作業が欠けている——農家や生産者は医療用途などのための栽培許可を持っているが、店舗についての規制は非常に曖昧なままだ、というのが同氏の見立てだ。「他の農産物と同じようにカンナビス産業を模索することには賛成だ。だからこそ、この曖昧な法的論点は片づけられなければならない」としている。
「私的な栽培は認めたが、売り方は決めていない」——制度の順番が入れ替わると何が起きるのかを、南アフリカが実例として見せている。
ソース: @WandileSihlobo(8/25)
Jason Scott on @News24 this morning is raising an important issue regarding the cannabis shops we see in many malls across South Africa.
The legality of their activity is still

日本のCBD/ヘンプニュース
トマトを甘くする研究が、大麻草のTHCを制御する技術になった
前週、日本国内で大麻草研究栽培者免許を取得したことを公表した株式会社プラントライフシステムズ(PLS)が、8月27日、その研究の中身を明かした。出発点はトマトだったという。
一般にトマトは水を減らすと糖度が上がるが、実の大部分は水分なので、同時に収量が落ちる。「糖度を上げると、収量が落ちる」——農業が長く向き合ってきたトレードオフだ。同社が着目したのは、水を減らすことそのものではなく、「水を減らしたとき、植物の中でなぜ糖が実へ移動するのか」という仕組みだった。解析を進めると、水ストレスによって、葉で作られた糖を実へ送る代謝のスイッチが入ることがわかった。ならば、水を減らさずにそのスイッチを入れればいい——という発想で、水を十分に与えながら糖度を高める研究を進めてきたという。
そしていま、この「植物の代謝を読み、制御する技術」を大麻草へ応用している。同社は、大麻草のCBD・THC量が増減するときに植物の中でどの代謝経路が動いているのか、その代謝回路のスイッチをどうオンにするのかまで「すでに特定している」とし、トマトの糖を制御したのと同じように、大麻草ではカンナビノイド量をコントロールしてTHCフリーを目指す、としている。
この投稿は6万5,000表示を超えた。改正大麻取締法で残留THCに基準が設けられた日本では、THCを「後から取り除く」のではなく「そもそも作らせない」ことができれば、規制対応のコストの置き場所が変わる。前週の「免許を取った」という制度のニュースが、一週間で「何をつくる技術なのか」という中身のニュースに変わった。
ソース: @plantlifesys(8/27)
大麻草のCBD・THC量が増減するとき、植物の中でどの代謝経路が動いているのか。
そして、その代謝回路のスイッチをどうオンにするのか。
私たちは、すでにそこまで特定しています。
「日本でもこういう研究が始まったんですね」
この投稿に対して、医療大麻に取り組む一般社団法人GREEN ZONE JAPANが翌28日、「日本でもこういう研究が始まったんですね」と反応した。
免許を取得したという制度上の一報が、植物科学の研究という話に変わったことを、業界の側が受け止めた形だ。国産CBDの原料をつくるという話は、これから「誰が免許を持っているか」ではなく「どんな品種と技術を持っているか」で語られていくことになる。
ソース: @greenzonejapan(8/28)
編集後記
今週のアメリカは、「線をどこに引くか」の作業が同時多発した週だった。ヘンプ由来カンナビノイドの新ルールを2年先送りする法案には賛同議員が41人まで増え、カリフォルニアはCBNアイソレートを「大麻濃縮物」から外す法案を全会一致で通した。バージニアでは1パッケージ2mgという上限が施行され、事業者が公聴会を求めている。コネチカット州最高裁は「ヘンプか大麻かは免許の違いだけでは決まらない」と言い、CDCは国の基幹統計で「大麻」と「CBDのみの製品」を分けて数えようとしている。線を引き直す作業が、議会・裁判所・統計の三方向で並行して進んでいる。
市場の側では、4月の一部スケジュールIII移行を「窓」と見る動きが表に出てきた。製薬・農業・消費財の大手が関心を寄せ、体力のある事業者は再編や不良資産の取得を計画している——という弁護士の寄稿がそれだ。前週のCuraleafによるAurora買収提案と合わせて読むと、再編の話が単発ではなくなってきていることがわかる。イリノイのドライブスルーやアラバマの2軒目のように、地味だが確実に「日常の買い方」が変わる話も同時に進んでいる。一方でソノマ郡のドローン訴訟は、取り締まりの側の手段が行き過ぎたときに何が起きるかを示した。
南米では、ブラジルの2つの顔が同時に見えた。ひとつは6億2,600万レアルという国家調達規模の商談と、その資金の流れをめぐる捜査(契約は成立しておらず、保健省も締結を否定している)。もうひとつは、9億7,100万レアル・患者87万3,000人という実体のある市場と、そこで押されつつある患者団体の話だ。市場が大きくなるほど、最初に道を開いた人たちの居場所が問われるようになる。欧州では、ドイツが下水という物理的なデータで「合法化しても消費は増えなかった」と示し、同じ週に初のカンナビス由来処方薬の価格が論点になった。イギリスでは最大級の供給者が売却先を探し、その一方で新首相への合法化の期待にはブルームバーグが冷静な見方を示している——制度はあるが事業は苦しく、嗜好用は動いていない。アフリカからは、南アフリカの「私的栽培は認めたが、売り方は決めていない」という立法の空白が届いた。
そして日本だ。先週の「大麻草研究栽培者免許を取得した」というニュースは、今週「トマトの糖度研究から始まった代謝制御の技術を、大麻草のカンナビノイド量に応用してTHCフリーを目指す」という中身の話になった。免許は入口であって、勝負はそのあとにある。残留THCの基準がある日本で、THCを後から取り除くのではなく最初から作らせない——それができるなら、規制対応そのものが競争力になる。国産CBD原料の議論は、制度の段階から技術の段階へ一歩進んだ。11月13〜14日には表参道で国際ヘンプ博覧会(JIHE 2026)が開かれる。
最後に、今週のX全体の傾向を2つ。ひとつは、CBDの前臨床研究に関する投稿が今週も5本並び、合計で約2万表示を集めていたことだ。研究の発表が続いていること自体は市場の裏づけになるが、日本では未承認の製品について効能効果を語ることができないため、本記事では個別に扱っていない。もうひとつは、今週、日本語でもっとも伸びた麻関連の投稿が、CBDでも医療でもなく「産業用ヘンプの素材利用」の話で、27万表示を超えていたことだ。内容には過大な部分もあり本記事では取り上げていないが、一般層の関心が繊維や素材としての麻に向いていることは示している。CBDの外側に、まだ触れられていない入口がある。
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