CBDジャーニーVol.5 開催レポート

こんにちは、CBD部のチヒロです。

今回、5回目を迎えるCBDジャーニー。今年は、2023年11月2日~3日の2日間に渡って開催されました。渋谷駅直結の渋谷ストリーム ホール 4~6階を貸し切り、大賑わいを見せました!

昨今、健康・美容・チル成分として急激な盛り上がりを見せるCBD。オイル、ベイプ、グミ、ビール、バームなど、CBDに関連する様々なラインナップの商品が日々生まれており、コロナ禍によるウェルビーイング重要度増大などを背景として、日本においても大きな注目を集めつつあります。

今回も昨年同様、一般社団法人 GREEN ZONE JAPAN主催のシンポジウム CannaCon(カナコン)2023を同時開催致しました。

さらに今年の会期は2日間。1日目をビジネスデーとし、2日目をコミュニティデーと位置づけ、各々の目的に応じて参加ができるよう間口を広げました。健康産業流通新聞や美容経済新聞に取り上げられたり、WBS(ワールドビジネスサテライト)の取材が入りイベント後に特集が報道されるなど、メディアからの注目度も高いイベントとなりました。

当日は参画企業が100社以上、累計来場者数は2,600名以上となり、CBD/ヘンプのイベントとしては日本史上最大規模での開催となりました!

私自身も運営スタッフとして今回初めて参加させていただきました!

イベントを知るまでCBDを聞いたこともなかった私ですが、CBD業界全体の可能性と盛り上がりを肌で感じられました。

ぜひ、当日参加された方も都合が合わず参加できなかった方も、私のようにCBDになじみがなかった方も、ベテランの方も、最後までご覧いただけますと幸いです。

1.CBDジャーニーとは

CBD(カンナビジオール)やヘンプをテーマにした国内最大の展示会です。

旅は、出会いと発見と体験の連続。旅するように多様なCBD/ヘンプとの出会い・発見・体験を実現する場です。

黎明期にある”今”のCBD業界において、志高いCBD事業者や、これからCBDに興味ある方々など、様々なプレイヤーが一堂に会することに意味があります。多様な出会いや対話による相乗効果(アントラージュ効果)を創発し、産業全体を更なる発展に導く契機となるような対話の場・実験場になることを目指したイベントです!

CBDジャーニーVol.4 開催レポートはこちら (URL https://cbdbu.jp/2022/12/27/cbd-journey-vol4/ )

CBDジャーニーVol.3 開催レポートはこちら(URL https://cbdbu.jp/2022/06/01/cbd-journey-vol3-report/

CBDジャーニーVol.2 開催レポートはこちら(URL https://cbdbu.jp/2021/12/21/cbd-journey-vol2/)

CBDジャーニーVol.1 開催レポートはこちら(URL https://cbdbu.jp/2021/08/13/cbd-journey-vol1/)

2.CBDジャーニー Vol.5について

今年で5回目を数えるCBDジャーニーですが、2日間に渡り開催をしたことで、累計来場者数は過去最大を記録し、大賑わいを見せました。途切れることがない来場者に、CBDの注目度の高さがうかがえます。

3.当日の様子

当日は、4階がウェルネスフロア、5階がチルフロア、6階がカナコン/協賛フロアとなり、各フロアにてCBD製品や体験やシンポジウムにご参加いただく方で、大盛況の二日間となりました!

各会場の写真とともに、当日の様子をお届けします。

4階ウェルネスフロア

ウェルネスフロアでは、健康・美容等のウェルネス文脈のCBD企業を中心に出展いただきました。

5階チルフロア

チルフロアでは、嗜好・リラックス等のチル文脈のCBD企業を中心に出展いただきました。フードやドリンクを提供するコーナーも設置し、より身近にCBDを感じられる空間になりました。

6階カナコン

6階ではGREEN ZONE JAPAN主催のシンポジウム「CannaCon(カナコン)」を開催いたしました。また、ホール周辺にて、参画企業関連動画の投影や、協賛品等の配布を実施し、たくさんの方にご来場いただきました。

ネットワーキングパーティ

事業者の方、一般の方にも多数ご参加いただき、CBD関連の情報交換や、ネットワーキングにご活用いただきました。

セッション

セッション内容は以下の通りです。たくさんの方にご登壇をいただき、立ち見が出るほどのセッションも!業界で活躍されている登壇者に多数ご参加をいただき、白熱した議論が繰り広げられました!

BUSINESS DAY内容登壇者
先進企業/海外企業からの知見共有 ①タイとの大麻ビジネスの交流について中川 智裕
先進企業/海外企業からの知見共有 ②タイにおける伝統医療と医療⼤⿇の可能性ジンタナ・マノロンパトラサル博士大尉/医学博士近江 幸生
先進企業/海外企業からの知見共有 ③グローバルのカナビスVAPE市場におけるトレンドと機会スタン ザン
CBDにまつわる広告規制薬機法, 景表法, ステマ規制とは何か? CBD販売の際に許される表現、許されない表現とは? CBD製品を売る人も、買う人も、知っておきたい広告規制の基本について、専門家に伺います。新城 安太藤原 尚季アキ赤木 孝臣
先進企業/海外企業からの知見共有 ④ベトナムヘンプが創造するサスティナブルな未来黒岩 咲貴 (赤岩 つぼみ)
先進企業/海外企業からの知見共有 ⑤外国人投資家の解説による日本のCBD市場の課題と展望カート・ハーン
CBD/ヘンプビジネスにおける情報発信のポイント情報発信者のあるあるや裏側、有名チャンネル出演の反響、苦悩など、登壇者たちがこれまで麻・CBDについて発信してきたことの背景やうまくいったこと、悪かったことを共有していただきます。与儀 大介ダグラス モリソンヘンプトゥデイジャパン赤木 孝臣
カンナビノイド検査における課題と解決策拡大を続けるCBD製品市場。製品の種類が豊富になるにつれ、その品質管理の重要性も高まっています。カンナビノイド製品の検査とはどのように行われるのか。なぜそれが重要なのか。今後どのような検査が期待され、また可能なのか。事業者としては何に気をつけるべきなのか。専門の方々に伺います。野崎 千尋ライアン ベローニ平野 弘樹近江 拓一郎中澤 亮太
先進企業/海外企業からの知見共有 ⑥Thailand’s Operating Modelポンチャイ パドミンドラ
先進企業/海外企業からの知見共有 ⑦スイス企業の視点からみる日本市場の世界におけるポジショニングと可能性イヴ・アントニアッツィ吉田 智賀子中澤 亮太
大麻取締法改正について次期国会で70年ぶりの改正が予定されている大麻取締法。具体的に何が変わって、日本社会とカンナビノイド業界にどのような影響があるのかについて多方面に渡る有識者をお招きし徹底討論します。秋野 公造太組 一朗新垣 実丸山 泰弘柴田 耕佑
COMMUNITY DAY
アスリートとCBD世界の一流アスリートたちが、CBD や 医療大麻を使い、そのベネフィットを実感しています。アメリカと日本のアスリートに、その実情を伺います。安河内 駿介林 正也アナ シモンズアンドリュー デュルタロ石松 大晟
『CBDの科学』発売記念・映画『ザ・サイエンティスト』上映今年3月に92歳で逝去された、「近代カンナビノイド研究の父」、イスラエルのラファエル・ミシューラム博士。その偉大な功績と博士の生涯を描いたドキュメンタリー映画です。三木 直子
先進企業/海外企業からの知見共有 ⑧タイの統合大麻とヘンプセンター – プレミアム医療製品とサービスのための新しいフロンティアディディタナチャイ パンカセムスク
患者さんの声 ①日本カンナビノイド医療患者会(PCAT)を通して、CBDとCBGを疾患の治療に取り入れていらっしゃる患者さんの生の声をお届けします。正高 佑志たいら えいいち宮部貴幸 & 宮部かれん田島 智子杉野 ひろきなお
統合医療としての大麻エピディオレックスの治験が始まり、大麻由来医薬品が日本で使える日が近づいていますが、エピディオレックスの適応症は限定的なものです。日本でより多くの人が、より多様な疾患の治療のために大麻を使えるようにするにはどうすればよいのでしょう。民間医療としての医療大麻のあり方とは? その方法を模索します。アンドルー ワイル林 真一郎赤星 栄志新見 正則正高 佑志三木 直子
患者さんの声 ②日本カンナビノイド医療患者会(PCAT)を通して、CBDとCBGを疾患の治療に取り入れていらっしゃる患者さんの生の声をお届けします。
正高 佑志久保 悠太郎松村フミユキ@T-AAL再再発の父
産業用ヘンプ栽培の夜明け大麻取締法改正で期待できることの一つに、ヘンプの産業利用の活性化があります。その先陣を切って、今年3月、三重県明和町で、 産学官連携によって伊勢麻振興を目指す「天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト:~大麻でGX宣言~」が始まりました。関係者をお招きして、その詳しい内容について伺います。
千田 良仁岡沼 隆志北関東麻栽培農家ヘンプトゥデイジャパン

4.協力企業のご紹介

◆オフィシャルスポンサー

アストラサナ

スイスに拠点を置く国際企業であるアストラサナは、最先端の大麻花生産施設と完全に自動化された抽出工場を備えており、ヨーロッパの大手大麻企業の1つです。イヴ・アントニアッツィ氏、吉田 智賀子氏による講演会「スイス企業の視点からみる日本市場の世界におけるポジショニングと可能性」は、多くの来場者が関心を寄せ、大盛況となりました。

Air Global Agency

観光大国のタイで事業を展開するAir Global Agencyは、サプリや化粧品をはじめとするタイのカンナビノイド製品を展示。ジンタナ・マノロンパトラサル博士大尉/医学博士、近江 幸生氏には「タイにおける伝統医療と医療⼤⿇の可能性」と題し、大麻先進国であるタイからの知見を展開いただきました!

MM411

日本のCBD市場の誕生と日本の医療・健康コミュニティにおけるカンナビス科学への理解のギャップをきっかけに、2020年10月、「カンナビス教育を通じ、個々に変化をもたらす」というビジョンのもと、日本でMM411をスタートさせたカート・ハーン氏。「外国人投資家の解説による日本のCBD市場の課題と展望」のセッションでは、日本のCBD市場を熟知したハーン氏による持論が展開され、多くの関係者の関心を集めました。

◆ブラックスポンサー

Dr.CBD

CBDを配合した化粧品を中心に幅広く展開。実際に試せる機会として列ができる場面も。

VapeMania

Vape製品、グミ、ドリンクを販売。ブースには多くの人が立ち寄る。

QBD

Vapeデバイスやアパレルを中心に販売。洗練されたデザインが特徴。

DSK HEMP

ヘンプ繊維製品を多数展示。ベトナム発の特徴的なデザインが目を引く。

◆プラチナスポンサー

Canna Tech

株式会社晴和

de.hennep

CannSociety

RECOMY

新健康テクノロジー株式会社 / 黑龍江省展棋生物科技有限公司

株式会社安泰

申野通商

KCA Labs

ローゼンバーグメディカル株式会社

天津菅麻プロジェクト

株式会社ライフアクティベーション

CONTENE

PIA株式会社

CANLIFE

株式会社サボテン

andalyfe CBD

Hemp Today Japan

Naturecan

HerbaHypnos

◆ゴールドスポンサー

ルカラ株式会社

株式会社グレースエフエー

株式会社吉兆堂

ONE-INCH

MIGOTO

日本益麻産業株式会社

一般社団法人オールカンナビノイド

Wilco LLC

セリスタ株式会社

Fitro

SENZU

KAREN CBD

WENEED

FOLAR

CBDX

CHILL MONSTER

株式会社共英

アブサントヘヴン

TOKYO HAZE

COREBi

株式会社エンターテインメントオブサードプレイス

HEMP VALUE JAPAN

株式会社CureBearJapan

◆ブロンズパートナー

マカロニCBD、Leaflow、BECHILL、グローバルオーガニックグループ株式会社、cbd island、ポケチル、PartyWeed、CBD (coffee)、Go Slow、Leep、 PharmaHempJapan、CBD BOOST、合同会社 アサツナヘルスケアフーズ、Walala、C&H、カンホウ製薬、Aztec、Mind Plus、MUZE、Oz Japan

本当にたくさんの企業の皆さまにご出展いただき誠にありがとうございました!

5.イベントを振り返って

今回は会期を2日間としたことで、本当にたくさんの皆さまにご来場いただくことができました。ご来場いただいた皆様、出展/協賛/パートナーとしてご参画いただいた企業の皆様に心から感謝を申し上げます!

多くの外国人の方にもご来場いただき、改めて、いかにCBDが注目を集めているか再確認できる二日間となりました。実際に触れて、試して、食して、聞いて、感じて…五感でCBDを感じるイベントになりましたね。

なかなか記事ではご紹介しきれなかった部分もありましたが、この記事を通じて少しでも会場の様子や熱気が伝わりましたら幸いです。

CBD部は「CBDジャーニー」以外にもCBD市場を盛り上げる多種多様な企画を計画しています。ぜひ一緒に盛り上げたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽に各種コミュニティよりご連絡ください!

詳細が決まり次第、順次発表していきますので今後のCBD部の動向をぜひぜひチェックしていただけますと幸いです!

最後となりますが、改めて「CBDジャーニーVol.5」に参加していただき誠にありがとうございました。

また次回のイベントにてお会い致しましょう!