【2020年版】CBD・大麻・ヘンプ関連のオススメ本 10選

効率良く学びたいなら本を読もう

どうも、こんにちは!CBD部のロジャーです。

「人間は人・本・旅からしか学べない」と現代の賢人として知られるライフネット生命創業者/現・立命館アジア太平洋大学学長の出口治明氏が言っていますが、個人的にも同感です。現代ネット社会において、情報の量自体は増え続けていますが、同時に雑多な情報やフェイクニュース等も深刻な問題となっています。一方、本は、編集者・出版社等のフィルターを通して最低限の品質は担保されています。「学べない」は極論かもしれませんが、いまだに本は2020年時点では効率の良い学習方法の一つかと思います。(※ 今後のテクノロジーの進化で変わりつつはあると思いますが)

そこで、今回は、新たにCBDについて学習したい・勉強したい、という方々に向けて、CBD部おすすめのCBD・大麻・ヘンプ関連書籍について10冊を厳選してまとめました。これさえ読めば、あなたもCBD・大麻の周辺領域については、基本的な知識は全て抑えた上で、大半の方よりも詳しくなることができるでしょう。

2020年版 CBD関連 オススメ書籍10選!

① CBDのすベて: 健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド

腫瘍科の看護師である著者自身の豊富な経験も踏まえて、現在に至るまでのCBD・大麻の歴史から、CBDの具体的な効果、摂取方法や注意点について、体系的・網羅的に整理した良書。CBDに関連する事業者の方はもちろん、医療的な側面や歴史的な側面からCBDに興味を持っている方にオススメの一冊です。

② カンナビノイドの科学: 大麻の医療・福祉・産業への利用

日本のカンナビノイド研究の第一人者である昭和大学薬学部教授 佐藤均先生の著書。大麻草に含まれる成分の総称であるカンナビノイドについて、植物学・薬理学・医科学のみならず、歴史・法律・社会的な影響等の社会学的な観点も含めて、基礎及び専門的な部分を含めて科学的に解説。規制緩和による具体的な経済効果の試算等含めて、現状と課題に関する整理をしてくれている一冊。少し内容的には複雑で難しいので、CBDを純粋に活用したい・楽しみたいという方よりも、CBD事業者の方や、専門的な内容も含めて興味のある方にオススメです。

③ 大麻ヒステリー ~思考停止になる日本人~

著者の武田邦彦先生は、頻繁に各種メディアに出演されているので、ご存知の方も多いかと思います。本書では、「大麻は痲薬ではない」をキーワードに、大麻を一つの軸として日本人のアイデンティティを揺さぶるようなストーリーや論理を展開します。大麻について考えるための書籍としてはもちろんのこと、一般教養書としても大変面白い仕上がりになっています。大麻について偏見なしでゼロベースで考えた場合、「武田先生のような疑問を持ち、こうした結論に至るのは自然だな」「現状は多くの圧力や偏見が働いているのだな」としみじみと思いました。Kindle Unlimitedご利用中の方は無料で読めますので、この機会にぜひご覧ください。

④ 真面目にマリファナの話をしよう

著者の佐久間裕美子氏は、慶應義塾大学卒・イェール大学卒の超エリート文筆家です。佐久間氏ご自身のアメリカでの体験や人脈に基づき、マリファナ(大麻)のリアルな現場に迫りつつ、なぜこれまで禁止されてきた大麻が国際的に解禁され支持されつつあるのか、日本からでは肌で実感しにくい歴史的経緯をたどる一冊です。CBDをきっかけとして、大麻全体や、大麻合法化の潮流についてその背景等にも興味のある方にとってはオススメです。

⑤ 大麻ビジネス最前線: Green Rush in 21st century

著者の高城剛氏は、著名なビジネスパーソン・実業家で、女優の沢尻エリカさんの元夫のハイパーメディアクリエイターとして世間では有名な方です。一連のメディアの報道等により悪い印象を持っていらっしゃる方も少なくないかもしれませんが、起業家である私自身にとっては大変尊敬している実業家の一人です。高城氏は、世界を旅しながら最前線の潮流を肌で感じて発信し、発信してから数年遅れて日本にもその波が来るということが多々ありました。この書籍は、まさにそうした未来予言書のうちの一つで、「大麻によるビジネスや産業が勃興する」という未来を描いたものになります。私が当時この本を読んだ際は、CBDについてもあまり知らない状態だったのですが、2020年現在実際にこうした波が来つつあることを感じ、やはり高城氏すごいなぁと改めて驚いています。少々古い書籍になりますが、ビジネス観点で大麻やCBDに興味のある方にとっては必読の一冊です。こちらも、Kindle Unlimitedご利用中の方は無料で読めますので、この機会にぜひご覧ください。

⑥ GREEN RUSH

「⑤ 大麻ビジネス最前線」の続編。表題のGREEN RUSHとは、かつてアメリカの大陸横断・西部開拓に合わせて、大勢の人間が一攫千金を狙ったGOLD RUSH(ゴールドラッシュ)に因んだ経済ブームの名称です。高城氏が世界中を旅しつつ、美しい写真とともに大麻ビジネスに関する世界の生の声を取材しています。こちらもKindle Unlimited対象で、写真は少々Kindle上から見にくいが、リアルな現状を知るための材料しては大変貴重な一冊です。

⑦ マリファナ 世界の大麻最新事情

ナショナルジオグラフィック社出版の、書籍というよりもマガジンである。

世界に育つ植物の中でも、大麻ほど魅惑的で、用途の広い植物は存在しない。

ナショナルジオグラフィック別冊「マリファナ 世界の大麻最新事情」

「大麻の歴史」「医薬品としての大麻」「大麻の化学」「大麻の栽培」「変化する法的環境」といった観点から、各国現地の取材をもとにリアルな現場をビジュアルで教えてくれる一冊。大麻に関する要点をざっと手早く理解したい場合は、この本が一番分かりやすく役に立つかもしれません。

⑧ 大麻 禁じられた歴史と医療への未来

大麻に関する様々な書籍を出版している長吉秀夫氏の一冊。メディアにも出演しているので、ご存知の方もいるかもしれません。

医療分野はもちろんのこと、エネルギー分野も含めて活用方法が模索されている大麻草に関して、国内外の潮流を著した一冊。日本における歴史の変遷や、世界におけるカウンターカルチャーとの関連についても詳しく記述されています。大麻に関する基礎知識を得るための一冊として、本書もぜひオススメです。こちらも、Kindle Unlimitedご利用中の方は無料で読めます!

⑨ マリファナはなぜ非合法なのか? 

マリファナと飲酒を様々な観点からデータをもとに客観的に比較。リスク、恩恵、医療効果等々。本の帯には、

マリファナは合法化すべきだ

元シアトル市警察署長 ノーム・スタンパー

という出版当時の感覚からすると衝撃的なコメントが書かれています。こうした嗜好品の規制に関しては、その時々の権力者や時代背景等によって移り変わっていくものです。

もしかしたら、未来の常識としては、アルコールが危険薬物だとしてマリファナを推奨し、現代のアルコールを嗜んでいる私たちを嘲笑っているということもあり得るかもしれません。

⑩ CBDグッズ購入ガイド2020: Googleマップと連動する読者限定プレゼント付き!

CBD商品の使い方や、オススメのブランド、店舗等を、CBD初心者の視点から分かりやすくレビューする形式のKindle書籍。書籍のおまけとして、CBD関連ショップの位置情報を記載しているGoogle Mapもついてきます。ウェブサイトのレビュー記事をバラバラで読むのではなく、一気に読んで雰囲気を掴みたい、というCBD商品初心者の方におすすめの一冊です。

CBD部としても、このような形の書籍を近い将来的に出版してみたい!

最後に

以上、いかがでしたでしょうか?今回の記事ではネタバレしないよう表面的な内容や感想しか書いていませんが、ぜひ皆さんの感想や意見について情報交換させていただけると嬉しいです!また、今回掲載できなかった素晴らしい本も沢山あるかと思いますので、他のオススメ本などありましたら、コメント欄や各種CBD部のSNSを通して教えてください ^^