こんにちは!CBD部の麻子です。
この記事では、「最近話題になってCBDという言葉を聞いたことはあるけれど、そもそも何?」「安全性はどうなの?」と思われている方を対象に、CBDの重要なポイントについてまとめました。
具体的には、
- CBDとは?違法な成分THCとの違い
- CBDの効果効能とは?
- CBDの利用方法とは?
- CBDで副作用を起こさないようにするためには?
の順番に重要なポイントをご紹介していきます。
この記事を読めば、CBDの基礎知識が分かります。
4分くらいで読めますし、まずはご一読してからCBDを試してみてください。
CBDとは?違法な成分 THCとの違い
CBD(カンナビジオール)とは、大麻から採れるうちの一つの成分のこと。大麻から採れる主な成分は2種類あり、その代表がCBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)です。
「大麻」と聞くと違法なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、それはCBDではなく、THCが入っているものを指します。
では、CBDとTHCの違いとは何でしょうか?
CBD(カンナビジオール)とは?
医療・美容等に幅広く効果があるとして、世界中で注目され始めている成分。リラックス作用があるとされています。世界保健機関(WHO)でもCBDの効果や安全性について認めています。
THC(テトラヒドロカンナビノール)とは?
摂取をするとハイになったり、幻覚を見たりする向精神作用のある成分。THCとCBDと合わせて摂取すると、単体摂取よりも飛躍的に効果が高まると言われているものの、THCの成分が入っているものは、現在日本では違法として取り扱われています。
合法と違法の境界線、CBD関連の法律に関する基礎知識について、詳細を知りたい方は以下の記事をご参照ください。
CBDの効果・効能は?
エンドカンナビノイドシステム(ECS)という仕組み
CBDは、西洋薬のように単一特定の症状に効くというのではなく、漢方薬のように身体全体のシステムに働きかけるのが特徴です。
その鍵となるのが、近年注目を浴びつつあるエンドカンナビノイドシステム(略称ECS)という生物が持つ体内の仕組みです。これは、一言で簡単にいうと「体内の様々なバランスを一定に保ち、病気や老化を防ぐために常に体内で働いているシステム」のことを指します。このシステムにより、人間は脂肪酸等の助けを借りて体内でカンナビノイドを作り出し作用させることができるのですが、CBDにより更に体外からも植物性カンナビノイドを摂取して足りない分を補うことができるようになります。
このECSの発見により、不規則な食生活や睡眠によりバランスが崩れがちな現代人の救世主として、CBD製品が注目されています。
効果・効能の具体例とは?
効果効能は、嗜好用や単純なリラックス効果のほか、以下の通り多岐にわたります。
・依存症
・筋萎縮性側索硬化症(ALS)
・ぜんそく
・自閉症
・アルツハイマー病
・ADD / ADHD
・不安神経症
・関節炎
・自己免疫疾患
・がん
・脳震とう、脳 / 脊髄損傷
・うつ病
・糖尿病
・線維筋痛症
・炎症性腸疾患
・偏頭痛
・多発性硬化症(MS)
・悪心 / 嘔吐
・ニューロパチー
・肥満
・パーキンソン病
・疼痛
・心的外傷後ストレス障害(PTSD)
・統合失調症
・発作性疾患(てんかん症候群)
・皮膚病
・睡眠障害
CBDのすベて: 健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド より
※ あくまでCBD一般について述べたものです。本ウェブサイトにて紹介しているCBD商品と直接的な関係があるわけではありません。
CBDの利用方法とは?
一口にCBDと言っても様々な種類があり、それぞれの方のCBD利用目的や生活習慣等に応じて使い分ける必要があります。
日本で最も人気なのはCBDオイルですが、男性にはCBDリキッドやCBDワックス、運動や美容に関心のある方はCBDバーム、そしてCBD初心者で手軽に利用したいという方にはCBDグミも人気を高めつつあります。
各摂取方法の比較や詳細については以下の記事をご参考にしてください。
CBDで副作用を起こさないためには?
CBDは基本的に、飲酒や喫煙のように、毒性や依存性もありません。しかし、稀に人によっては有害な副作用が起こることもあります。副作用が起こる原因として、品質の低いCBDを使用した時や薬物間相互作用が挙げられます。
副作用が起こらないようにするためには、
- 品質が低いCBDの商品は選ばないように、CBDを買う際には原料、抽出方法、製造過程を知った上で、購入すること。
- 処方薬とCBDを併用したいことを、医師や薬剤師と相談すること。
が重要なポイントとなります。
どのような副作用が起こる?
もし、副作用が起こったとしたら、どのような症状が現れるのでしょうか?
- 目まい
- 倦怠感
- 眠気
- 多動
- お腹がゆるくなる
- イライラ
- 心拍数増加
また、多くはないですが発生しうると言われている副作用は
- けいれん発作の増加
- 食欲減退
- 食欲減退
- 緊張感
- 同期
- 不眠
品質の低いCBDの摂取には、くれぐれも気をつけましょう。また、CBD摂取量や頻度の目安については、以下の記事が参考になりますのでご確認ください。
高品質のCBD商品を比較検討して選ぶのが大事
上述の通り、CBDは基本的には健康に良いものとされていますが、まだまだ未知の部分も多く、場合によっては稀に副作用が発生する可能性もあります。
持病をお持ちの方や、お薬を常用されている方など不安な方に関しては、必ずかかりつけ医の先生や、CBD分野に明るい医師の方等に相談の上ご利用ください。
また、CBD部では信頼できるCBDブランドを厳選して掲載し、商品を様々な観点から比較・検討する仕組みを提供しています。ぜひCBD部のこちらのページの検索・条件絞り込み機能をご活用ください。あなたに最適なCBDライフを応援しています!
参考文献
【書物】『CBDのすべて』アイリーン・コニェツニー, ローレン・ウィルソン著