CBDオイルとは?定義・選び方・利用法まとめ

こんにちは、CBD部の麻子です!

現在日本では、CBDオイルの専門店が立ち上がるなど、CBDリキッドやCBDワックス、CBDグミなどよりも、CBDオイルが最もメジャーなCBDカテゴリーです。「CBD製品と聞いて真っ先に思い浮かぶのがCBDオイル」という方も多いかと思います。

今日は、そんなCBDオイルを活用するにあたって、最低限知っておくべき基本項目についてまとめました!ぜひ最後までご覧いただき、あなたのCBDライフのお役に立てると嬉しいです。

CBDオイルの定義

CBDオイルとは、麻から抽出されたCBD(カンナビジオール)成分を含有するオイルのことを指します。

大きく分けると2種類の製法

細かい定義は色々とあるのですが、大きく分けると「麻から様々な成分と共にCBD成分を抽出するタイプ(フルスペクトラム製法)」「麻からCBD成分を抽出して結晶化させた後に別のオイルと混ぜ合わせるタイプ(アイソレート製法・ブロードスペクトラム製法)」の2種類があります。ただし、フルスペクトラム製法では、日本では違法であるTHCという成分が含有されてしまうため、日本で販売されている製品は基本的にはアイソレート製法・ブロードスペクトラム製法ということになります。

アイソレート・ブロードスペクトラム・フルスペクトラムの違いや詳細については、以下記事もご参照ください。

キャリアオイルごとの特徴

日本で販売されているのは「麻からCBD成分を抽出して結晶化させた後に別のオイルと混ぜ合わせるタイプ」と述べました。CBDは水よりも油と馴染みやすくCBD吸収効率を高めるので、各種オイルを活用することが多いです。以下、混ぜ合わせるオイル(キャリアオイル)の種類ごとにそれぞれ特徴を解説します。

① MCTオイル

ココナッツやパーム、母乳等に含まれる中鎖脂肪酸オイルのことをMCTオイルと呼びます。一般的な植物油と比較して吸収が早く、CBDとの相性も抜群です。また、MCTオイルは食欲を抑えて脂肪燃焼を助けるので、ダイエットに活用されることも多いです。

② オリーブオイル

オリーブオイルはイタリア料理等にもよく使われるので、ご存知の方も多いかと思います。豊富な栄養素を含み、CBDと併せて高い健康効果を期待できるのが特徴です。ただし、MCTオイルと比較すると、その含有する豊富な栄養素ゆえにCBD溶解度が若干落ちます。そのため、高濃度のCBDオイルには適さないというデメリットがあります。

③ ヘンプシードオイル

ヘンプシードオイルとは、麻の種子から抽出されたオイルのことです。(一方、花穂や葉から抽出されたオイルは日本では違法になります。)

近年では、その豊富な栄養素から健康食品やサプリメントとして話題になりつつあります。元々、同じ麻から抽出された成分であるため、CBDとヘンプシードオイルを同時摂取すると、より効果が高まると主張する専門家もいます。

ヘンプオイルとCBDオイルの違いとは?

日本において「ヘンプオイル」と称しているのは、大半の場合、上述の「ヘンプシードオイル」のことを指します。「ヘンプシードオイル」には、基本的にはCBD成分が含まれていません。

一方、麻の花穂や葉から抽出される「カンナビスオイル」もヘンプオイルの一種です。これには、THCという成分が入っており、日本では非合法です。

ややこしいのは、CBDオイルのキャリアオイルとしてヘンプシードオイルを使っている場合、ヘンプCBDオイルという表記をすることもあることです。

基本的には、以下のポイントを覚えていただければ問題ありません。

  • CBD成分が含有しているオイルをCBDオイル、ヘンプから抽出したオイルをヘンプオイルと呼ぶ。
  • 麻の種子から抽出するヘンプシードオイルにはCBD成分は含まれない。
  • 麻のそれ以外の部位から抽出するヘンプオイルには、CBDが含まれることもあるが、THCも含まれることがあるので、基本的には日本では扱われていない。
  • 日本で「ヘンプオイル」と称するものは、大半の場合「ヘンプシードオイル 」を指す。
  • ヘンプCBDオイルとは、ヘンプシードオイルをキャリアオイルとして利用しているCBDオイルのことを指す。

CBDオイルの効果

嗜好用のリラックス効果に加えて、まだまだ研究途上ですが、睡眠・てんかん・がん・ADHDなど、様々な医療効果も含めて実証されております。以下の「栄養チャンネル信長」さんの動画も参考になるかと思いますので記載します。

※CBDの薬効については、WHO(世界保健機構)やWADA(アンチドーピング協会)等、様々な専門機関が研究を行っており、効果・効能が実証・報告されています。しかし、日本国内においては、薬機法により、直接的な効果効能を謳えない状況です。詳細については、医師や専門家の方にご相談ください。また、当サイトの各種記事においては、CBDの一般的な効果・効能について記載をしており、紹介している商品とは直接の関係はありません。

CBDオイルの選び方

CBDオイルのブランドに加えて、CBD含有量や、原産国等、様々な観点で比較検討するのが良いかと思います。CBD製品は、人によって相性もありますので、自分の体調と向き合って、最適な商品を選ぶのが良いかと思います。具体的なポイントについては、以下の記事に重要項目や手順をまとめておりますので、参考にしてください。

CBDオイルの利用方法

CBDオイルの場合、主に舌下摂取と経口摂取の2種類の利用方法があります。

舌下摂取の方法

舌下摂取とは、舌の裏側の毛細血管からCBDを摂取する方法のことです。数滴のCBDオイルをスプーンなどにたらした上で、それをすぐに飲み込むのではなく、舌の裏に1分間ほど溜め込んだ上で飲み込みます。CBD成分の摂取効率は高く、コストパフォーマンスが良い摂取方法とされています。

経口摂取の方法

経口摂取とは、CBD製品を食べたり飲んだりすることで、胃腸を通して体内に取り込む方法のことです。CBDの摂取効率は低めなのですが、効果の持続時間が長いのが特徴です。CBDオイルをコーヒー等の飲み物に入れたり、食品に振りかけるなどして取り入れることができるので、CBDを手軽に習慣化する方法として優れています。

まとめ: あなたに最適なCBDオイルを

以上、CBDオイルについて、理解は深まりましたでしょうか?

CBD部では、中立的な立場を生かして、CBDオイル含めて様々なCBD製品について各種基準で比較検討しやすくするソート機能をご提供しております。

ぜひあなたに最適な方法でCBDオイルを活用いただき、より良いCBDライフをお送りいただけると幸いです。