こんにちは!CBD部の松井です!
今回は、CBDジャーニーVol.5にも出展頂いた、CBD薬剤師であるHerbaHypnos(ハーバヒプノス)の荒川先生にインタビューをさせて頂きました!
大学時代の起業の経験から、どのような経緯で薬剤師になりCBDブランドを作ったのか。
CBDカプセル「ちるねる」の誕生の経緯や今後の活動について詳しくお伺いしました。
【プロフィール】
荒川快生
おうめ薬局管理薬剤師
日本臨床カンナビノイド学会 認定登録師
2023年には、CBDブランドHerbaHypnos(ハーバヒプノス)を立ち上げ、CBD100mg配合のカプセル「ちるねる」を発売。
自己紹介/薬剤師になるまで
本日はよろしくお願い致します!
簡単な自己紹介をして頂いてもよろしいでしょうか。
初めまして!荒川快生と申します。
2016年に薬科大学を卒業し大手の調剤薬局で1年半勤めた後、2021年9月おうめ薬局を開業しました。
コロナ禍、おうめ薬局でPCR検査事業を行ったことで多くの方に喜んでいただけました。その時の経験から薬剤師として他に何かできることはないか、と考えていた中でCBDと出会い、HerbaHypnos(ハーバヒプノス)を立ち上げるに至りました。
2023年には、日本臨床カンナビノイド学会の登録師の認定も取得しました。
大学時代の起業の経験
現在は、薬剤師をしながらCBD事業をされているようですが、薬剤師になるまでの経緯や大学時代の話などをお伺いしてもよろしいでしょうか。
元々、医師になりたかったのですが、学力が足りず医学部に進学することはできませんでした。
母が薬剤師だったこともあり、薬学部に入学することになりましたが、大学の講義にあまり行っていなかったのでたくさん怒られていました(笑)
そうなんですか(笑)
大学に行かずにどんなことをされていたんですか?
当時、ライブドアのホリエモンなどに影響され、起業やビジネスに関してとても興味を持っていました。
たまたま大学の友人に起業家のパーティーに誘われ、華々しい起業家の世界に憧れるようになっていきましたね。
それからは、大学の薬学部の授業にはほとんど出ず、別の大学のビジネススクールの授業ばかりを受けていたんです。
その際に、ビジネススクールを受けていた仲間と家事代行のクラウドソーシングサービスの事業を作っていました。
その後なぜ薬剤師になったのか
そのようなビジネスをしている中で、どのようにして薬剤師になったんですか?
それらのビジネスは色々あって、他のメンバーに任せることになりました。
母に学費を出してもらっているのもあったので、どうにか大学は卒業して薬剤師になろうと思っていました。
卒業後は薬剤師として大手の薬局に勤めることになり、1年半勤めた後に独立することになりました。
1年半で独立ですか!?
どうしてそんなに早く独立することになったんですか?
元々、さまざまな勉強をしていたんですが、大手の調剤薬局に勤務して1年半ほど経った際に、たまたま薬局の案件を紹介していただいたんです。
その情報を聞いてチャレンジしてみようと思い事業承継という形で独立することになりました。
ブランドのコンセプトや名前の由来に関して
HerbaHypnos(ハーバヒプノス)というブランドのコンセプトや名前の由来についてお伺いしてもよろしいでしょうか。
「ハーバ」は草木を示すラテン語のヘルバから、「ヒプノス」はギリシャ神話の眠りの神からとっています。
ヘンプ由来成分を利用して、人々の眠りに関わる問題に役立ちたい、という思いを込めてつけました。
薬剤師として、ブランドを通じて問題解決を図れるような商品を作りたいと思っています。
昨年4月にはCBD100mgカプセル「ちるねる」を発売しました。
素敵な名前とコンセプトをお持ちですね!
ブランド名と商品名が違うのは珍しい気がするんですが、どうして違うんですか?
ちるねる以外にもCBD製品やその他カンナビノイドを用いた製品の発売の可能性があり、その際に別の商品名で出そうと考えているからです。
CBNやCBGなど生活の質向上に役立つのであれば商品化したいと考えているのですが、法規制の問題などから現在は迷っています。
確かに薬剤師さんという立場上、法規制の問題は難しそうですね。
CBDカプセル「ちるねる」に関して
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ちるねるの開発に至った経緯を教えてください!
そもそもCBD製品を開発しようと思ったのは、睡眠薬などで依存症になっている患者さんを医療現場でたくさん見てきたからです。
若い方でも依存性のある眠剤を毎月もらいにくるようになってしまいます。
依存性のないもので不眠や痛みの改善に役立つものはないかと考えていたところ、CBDに出会いました。
薬剤師の先生だからこそ分かる問題ですね!
ちるねるがカプセルの形状になったのは、どうしてですか?
初めはオイルやエディブルなど、どのような製品にするか色々考えました。
オイルは最も安くCBD製品を提供できる一方で、定量的にお召し上がりいただくのが難しい製品であると考えていました。そのため、飲みやすくてCBDの量が確かな、カプセルを作ることにしました。
カプセルであれば、CBDの難しい摂取量計算の手間が省け、摂取量がわかりやすく、利便性が高いと考えています。
なるほど!たしかにカプセルは個数でCBDの摂取量が簡単に分かるのでいいですね!
他には何かカプセルのメリットなどはありますか?
そうですね。実はこれまでCBDオイルを摂取する理由の一つとして、舌下吸収があるから、ということが言われていました。
しかし、近年発表された論文ではCBDオイルを舌下に垂らし、保持した後、飲み込んだ場合とCBDカプセルを摂取した場合では血中濃度に差がなかった、ということが言われています。
そのため、苦味を感じながら無理に舌下吸収を期待して飲まなくても、カプセルを飲んでいただければそれで良いということになります。
また、カプセルの場合、CBDが空気と直接触れ合わないため、賞味期限が長いということも大きなメリットだと考えています。
CBDオイルの場合、封を開けてしまうと空気によってオイルやCBD自体が酸化してしまい、半年後にはCBDが6割くらいになってしまいます。
一方で、カプセルですと適切な環境下で保存していただければ1年後でも9割以上CBDを保持することができるとされています。
CBD業界での活動
CBD業界に関して、課題に感じていることなどはありますか?
CBDの認知度や必要性の実数値がわからないことが、課題だと思っています。どれくらいの方が困っておりCBDを必要としているのかということですね。
また、CBDに関する正しい情報が届いているのかということも課題だと思っています。
実はそのあたりを知るために、現在は「みどりのわ」というCBDの患者会にCBDカプセルの提供なども行っています。実際にCBDカプセルを使って頂いた方のお声を聞けるのは、重要な機会になっています。
患者会にCBDカプセルの提供もしているんですね!
そうなんです!
現在は、MCTオイルとオリーブオイルから製造したCBDカプセルを利用してもらうことで、比較調査なども行なっています。
患者会の方々のフィードバックを受けられるので、より良いCBD製品のあり方を考えることができます。
今後のブランドの方向性
今後、HerbaHypnos(ハーバヒプノス)はCBDブランドとして、どのようなことを行なっていくかお伺いしてもよろしいでしょうか。
薬剤師としてより良いCBD製品を開発し、CBDを必要としている方々の手に届くようにしたいですね。
最近では、MCTオイルよりCBDの吸収率が高いとされている、エクストラバージンオリーブオイルにCBDを溶解したCBD100㎎カプセルの販売も開始しております。
すごいですね!ありがとうございます。
最後に、読者の皆様に何かお伝えしたいことなどはりますか?
CBDカプセル「ちるねる」は、医療従事者としてクオリティーを担保した上で安心安全に使用できるように作っておりますので、ぜひたくさんの方に飲んで頂けると嬉しいです。
本日は貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!
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【プロフィール】
荒川快生
おうめ薬局管理薬剤師
日本臨床カンナビノイド学会 認定登録師
2023年には、CBDブランドHerbaHypnos(ハーバヒプノス)を立ち上げ、CBD100mg配合のカプセル「ちるねる」を発売。