こんにちは!CBD部のこんさんです!
CBD/麻産業を盛り上げるという趣旨の連載企画 CBDアドベントカレンダー2024 に共感いただき、「飲むサウナ」でお馴染みのBECHILLを運営するC-position株式会社 渡辺社長に記事を寄稿いただきました。CBD/麻領域においては様々な課題がありますが、ファイナンスはその中でも最も大きいものの一つですので、ぜひCBD事業に興味のある方は参考にしていただければ幸いです。
こんにちは。BECHILLを運営しています、C-position株式会社 代表取締役の渡辺裕斗です。2021年創業のスタートアップとして、CBD配合リラクゼーションアルコール飲料BECHILLを開発し、販売を行っています。「世界を代表するウェルビーイングブランドになり、日本の幸福度を上げる。」をビジョンに掲げ、サウナやリゾート施設をはじめ、ドンキホーテ、成城石井などに商品展開を行っています。
今回の記事の中では、創業から3年と若い会社ではありますが、その中で感じた「CBD事業における投資環境やファイナンス」に関する記事を書かせて頂きます。
※あくまで、私の経験の中でのお話のシェアなので参考程度にお願いします。
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ファイナンスの壁
今までも、これからもCBDビジネスで起業しようと思う方が当たる壁として「ファイナンス」の問題はあると思います。
有難いことに、CBDビジネスを始めたいんです!という相談を受ける事も幾つかあります。その度に僕は伝えています。「流行りだと思ってやるなら、絶対に辞めた方がいいですよ、流行りに乗るならもっとやりやすいビジネスがあります。」と。
ただでさえ、0→1は難しいもので、成功確率は低いのが起業の世界だと思います。
その中で、CBDビジネスはより一層ハードルが高いと思っています。その中の1つが、「ファイナンス」だと思います。
創業当初から、エンジェル投資家はじめ、VC、借入、いくつもの方法で資金調達を行ってきたので、(ファイナンスだけじゃなくて事業伸ばせよ)その中で言われた意見と今後にいきそうな助言をシェアさせて頂きます。
今まで幾つかの銀行とやり取りをさせて頂きましたが、ことごとく審査落ちています。
理由は全て開示はされないですが、言われた意見やアドバイスとして言われた事。
一時期ブームでCBD業者が乱立して、その時にCBDに対する知見も少なく、創業融資なども通した案件がいくつかあった。しかし、コロナも相まってうまくいかない事業者が増え、貸し倒れが多発した。そこで初めてCBDの事を銀行が調べた時に何も分からなかったが「大麻由来」である事を知り、一気に審査の目が厳しくなった。とか。
CBD業界で果たしてIPOできるのかどうか。
今の所、明確な解はないのが正直な所だと思う。
法整備の兼ね合いもあり、今後市場は開けていき可能性は高くなると思います。
しかし、それ以前に日本での東証上場審査の厳しさや市場の悪さなどが相まって、上場審査待ちの長い列が出来てしまっているのも事実。
ただでさえ、日本で上場するのがハードル高くなっている中に、さらにCBDのまだモヤが少しかかった状態となると尚更目は厳しくなるとの事。
つまり、上場希望のVCや機関投資家などからの大きな投資マネーが集まりずらいとの声もあります。
※これは実際に上場社長や、機関投資家、VCなどからのフィードバックでも頂いたコメントです。
とは言え、CBDビジネスがやりたい!
事業成長させたい!という方はこんなやり方の資金調達がオススメかと思います!
CBD事業における資金調達手法
私も複数のエンジェル投資家の方々に、投資をして頂いています。
人によりますが、投資判断を頂いた理由の多くは「人」であるケースが多いです。
事業成長性や蓋然性なども勿論見られますが、
起業家の未来を応援したい!
一緒に社会貢献したい!
と言った理由が多いです。
CBDを活用して、〇〇な未来を創りたいんだ!
という熱い想いがあれば一緒の船に乗ってくれる投資家さんもいらっしゃると思います。
①と近く、プロダクトの魅力や、ビジョンなどに共感して応援してくれるのがクラウドファンディングの魅力です。
私もプロダクトリリース前にはクラウドファンディングで550万円ほどを集めました。
クラウドファンディングもただやればお金が集まる、という軽い気持ちでやると大ゴケしてしまうでしょう。
成功する為のノウハウを知りたい方は個別で教えますので、是非連絡ください。
はじめに銀行融資の難しさなどもお伝えしましたが、可能性は0ではありません。
実際に私も銀行面談を進めており、審査は通過したケースもあります。
※その際には別の方法で調達したので、見送りましたが、今でも関係を続けており、勝負のタイミングで借入する予定です。
最後に
まだまだ手段はあると思いますが、一旦私が感じる方法を書かせて頂きました。
私も創業から今まで正直かなり辛い経験もありながら、何とかここまで来れているのは
実はさらに奥の手があってここまで来れていますし、これからはかなり勝負できる状態になりました。
まだまだですが、生半可な気持ちで事業をやるつもりもなく、
本気で日本のCBD活用ブランドとして、1番大きくなりたいですし、世界を狙っていきます。
本気で事業やりたい方や、やっている方とは本気で語り合いたいと思っていますので、奥の手もお教えします。
是非今後の未来について語り合いましょう。
拙い文章でしたが、私なりに少しでもシェア出来ればと思い書かせて頂きました。
ありがとうございましたー!
関連リンク
- BECHILL ウェブサイト: https://bechill.jp/
- 渡辺社長 Xアカウント: https://twitter.com/C_position_yuto