皆さんこんにちは。CBD部のこんさんです。
2025年は大変お世話になりました。これまでのCBD部の一員として活動してみた一年について振り返りしていければと思います。
良い意味でも、課題という意味でも、かつてないほど中身の詰まった『濃』密な一年でした。 業界のインフラを創る一人の人間として、この激動の1年になりました。
目次
- 1〜3月: 「栽培法」施行、大麻取締法の歴史的転換
- 4〜6月: 業界ガイドライン策定と「ヘンプ産業元年」の幕開け
- 7〜9月: CBN自主規制の動き & 大阪オフ会 & JCF発足
- 10〜12月: 激動のクライマックス(CBN規制議論・タイ出張・JIHE開催)
- 2026年に向けて
1〜3月: 「栽培法」施行、大麻取締法の歴史的転換
■ ついに「栽培」が解禁へ
3月1日、改正大麻取締法の第2段階が施行され、法律の名称が「大麻草の栽培の規制に関する法律」へと変わりました。
第一種・第二種大麻草採取栽培者制度がスタートし、Δ9-THC 0.3%以下の種子利用要件や検査体制が整備されました。この業界に携わってきた身として、法制度が「禁止」から「管理・活用」へと舵を切った瞬間は、感慨深いものがありました。
■ CBDの日(3/24)
プロモーション面では、「CBDアドベントカレンダー2025」など、3月24日の「CBDの日」に絡めた動きも活発でした。法改正というハード面だけでなく、カルチャーというソフト面でも業界を盛り上げる動きが見られました。
(CBDアドベントカレンダー2025はこちら)

4〜6月: 業界ガイドライン策定と「ヘンプ産業元年」の幕開け
■ 業界の健全化へ:全麻協ガイドライン
4月には全国大麻商工業協議会(全麻協)から「カンナビノイド含有食品に関するガイドライン」が公表されました。 表示、広告、品質管理。これらは本来当たり前のことですが、明文化されたことで業界のスタンダードが一段階引き上がったと感じます。
(カンナビノイド含有食品に関するガイドライン(全麻協)はこちら)
■ 「福島」から始まる新たな歴史
5月、ヘンプイノベーション社が福島県で第一種免許を取得し、試験栽培を開始したニュースは業界を駆け巡りました。「福島から新しい麻の産業史を切り拓く」。この言葉に、これから麻産業を盛り上げるんだという強い意志を感じました。
■ JIHE 2025 開催決定
そして6月。Asabis株式会社 & 一般社団法人GREEN ZONE JAPANによる「国際ヘンプ博覧会/Japan International Hemp Expo (JIHE) 2025」の開催を正式にリリース。「ヘンプ産業元年」を象徴する場を作るべく、ここから怒涛の準備期間へと突入していきました。

7〜9月: CBN自主規制の動き & 大阪オフ会 & JCF発足
■ 自主規制と「高濃度」への課題感
ある事件をきっかけにCBN製品などに対する業界の自主規制(用量表示や小分け設計など)の動きが活発化しました。
(CBN製品の責任ある取り扱いに関する共同自主規制宣言を発表)
国立医薬品食品衛生研究所(NIBIOHN)によるコラム公開や、政府広報による啓発など、行政側の目も厳しくなる中で、「高濃度」を謳う製品のあり方について、深く考えさせられる期間でもありました。 ユーザーの体感と、製品の安全性。このバランスを欠いた製品が市場に出回ることへの危機感は、後の「CBN規制の検討」へと繋がっていきます。
■ 熱狂の大阪初のCBD/ヘンプ懇親会
夏には、個人的に非常に印象に残っている「CBD/ヘンプ懇親会 in 大阪 ~第15回CBD部オフ会~」を開催しました。
東京一極集中ではなく、関西エリアの熱量を肌で感じられたことは大きな収穫でした。オンラインだけでなく、リアルで顔を突き合わせて語り合う重要性を再確認。参加してくれた皆様、最高に熱い夜をありがとうございました!また企画します!
■ 業界団体の結集:JCF発足
8月6日には、業界の歴史を変える大きな動きがありました。国内のカンナビノイド関連主要8団体が連携する「日本カンナビノイド関連団体連盟(Japan Cannabinoid Federation:JCF)」が設立されたのです。
- 設立日: 2025年8月6日
- 参画団体: 全麻協、GREEN ZONE JAPAN、日本ヘンプ協会など計8団体
- 目的: 業界横断的なルールの整備、消費者保護、および行政との対話窓口の一本化
これまでバラバラに動くこともあった業界団体が、規制強化や市場拡大を前に「団結」を選んだ瞬間でした。後のCBN規制議論においても、この連携基盤が重要な役割を果たすことになります。
10〜12月: 激動のクライマックス(CBN規制議論・タイ出張・JIHE開催)
■ CBN規制の検討開始
10月末、CBNの指定薬物化に向けた審議が承認され、業界に激震が走りました。
「精神作用は低い」「科学的根拠は?」という議論が巻き起こる中、12月にはパブコメ募集開始。さらにはTHC残留基準値を超える製品のリコールや注意喚起が発生。若年層の大麻事案に関する報道も相次ぎました。
■ 世界との接続:タイ・エキスポ出展
さらに、11月にはタイの「アジア国際ヘンプ博覧会(AIHEF)2025」へ出展。 アジアの大麻先進国であるタイの現場で、世界のスピード感を肌で感じてきました。日本も負けていられない、と闘志に火がつきました。
(アジア国際ヘンプ博覧会(AIHEF)2025参加レポートはこちら)
■ 過去最大規模:JIHE 2025 開催
そんな逆風も吹く中、11月に開催した「国際ヘンプ博覧会: JIHE(ジャイヘ / Japan International Hemp Expo)2025」は、過去最多120社超が参画する歴史的なイベントとなりました。
会場を埋め尽くすブースと来場者の熱気。「ヘンプ産業はこれからだ」という確信を、会場にいた全員と共有できた瞬間でした。

2026年に向けて
法改正元年を経て、2026年は「実需」と「真価」が問われる年になります。
一連の報道や規制強化は、見方を変えれば「産業としての適正化プロセス」です。 私は、波が来るのをただ待つつもりはありません。 国内の大麻産業が健全に発展し、社会に根付くための「インフラ」を構築していきます。
2026年は、より具体的で、より強固なビジネスを仕掛けていきます。
共に業界を創る意思のある方、ぜひ一緒に盛り上げていきましょう。 また、フランクな情報交換も大歓迎です。
「ちょっと話したい」「飲みに行きたい」というご連絡、いつでもお待ちしております!
2025年、本当にお世話になりました。 2026年も、どうぞよろしくお願いいたします!
