「CBDアドベントカレンダー2025」最終日ーこんさんが見たCBD市場のこれから

初めましての方もそうでない方も、こんにちは。
CBDアドベントカレンダー2025の最終日(4/20)を担当させていただきます、CBD部のこんさんと申します。

まずは本日を含めた28日間、本企画の趣旨にご賛同いただき寄稿にご協力いただいた皆様、SNSで拡散にご協力いただいた皆様、そして関係者の皆様、誠にありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。

CBDの日(3/24)公開の大麻・CBD業界ニュース総まとめから始まり、業界関係者が約110人集まったDMM本社での業界横断勉強会兼懇親会、麻とAIを兼ね備えた記事カンナビスリトリートイベントなどなど……。法改正後、一体どんなテーマが登場するかと注目していましたが、どれも素晴らしい発信ばかりで、個人的にも大いに楽しませていただきました。
(CBDアドベントカレンダー2025の一覧はこちら

「CBDアドベントカレンダー2025」の最終日をどのように締めくくろうか、かなり迷いました。

リアルイベントでは、たくさんのブランド様が多彩なイベントやキャンペーンを企画しておられますので、遠方の方や海外在住の方にも情報をお届けできればと、僭越ながら私・こんさんの執筆記事で締め括らせていただきます。

この記事を最後まで読んでいただければ、これからの日本の大麻産業に少しでも期待を持ってもらえるのではないかと思います。

かなり気持ちを込めて書いたので、最後まで読んでいただき、「いいね」と思っていただけましたら、SNS等で拡散などご協力いただけると今後の励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。

では始まり、始まり〜。

※本記事は、CBD/麻を盛り上げるという趣旨の「CBDアドベントカレンダー2025」と連携中

1. アドベントカレンダーとは?

元々アドベントカレンダーとは、12月1日からクリスマス当日までの日々をカウントダウンして楽しみに待つための期間限定カレンダーのことを指します。
そこから転じて、最近では12月1〜25日にかけて、業界や趣味ごとにブログ記事を日替わりでアップして情報交換や交流を図る動きが出てきています。例として、IT関係アドベントカレンダーサウナ関係アドベントカレンダーが立ち上がったりと、多様なテーマのアドベントカレンダーが盛り上がっています。

2. 本企画「CBDアドベントカレンダー」の趣旨

3月24日〜4月20日の28日間にかけて、CBDに関わる様々な方々がCBD/麻に関する知見や熱い思いに関するブログ記事(もしくは動画)を日替わりで発信、そこから生まれる知見共有や議論によりCBD/麻産業を盛り上げるきっかけをつくりたいという趣旨です。
アドベントカレンダー企画は、通常クリスマス時期に開催されることが多いですが、今回の日付の設定理由としては、Japan CBD Day(※)である3月24日を開始日、CBDの由来である大麻を祝う日である4月20日を最終日としました。

新たにCBDに興味を持つ方が増えたり、既にCBDを好きな方がCBDに関する知見を更に深めたり、家族や友人との間でCBDに関する会話が始まったりと、何かCBD/麻産業が盛り上がるきっかけの一つになれば嬉しいです。
※アルファベット順でC=3, B=2, D=4となることから、CBD部がJapan CBD Dayとして勝手に提唱。


引用元:>>CBDアドベントカレンダーとは

こんさんって一体何者?

最近、CBD部のこんさんという名前をSNSやイベント等で目にする方もいるかもしれません。
一体何者なのか……。

私自身、こうしてパブリックな場で自分のことを発信したことは一度もなく、対面でもあまり過去の話をしてきませんでした。

ありがたいことにCBD部の一員として活動を始めさせていただいてから、多くの方とご縁をいただき、「こんさん」という名前を少しずつ覚えていただけるようになり、イベントでも1人で寂しくなることはほぼなくなりました。

まずは改めて簡単に自己紹介をさせてください。

・名前:近藤 勇利(こんどう ゆうり)
・ニックネーム:こんさん
・年齢:28歳(1997年6月9日)
・出身:京都府
・趣味:料理・温泉(サウナ)・タイ旅行
・得意なこと:野球、誰でも仲良くなれるコミュニケーション力
・MBTI診断:ENFJ-A

小学校から専門学校まで約13年間ずっと野球を続けてきましたゴリゴリの体育会系出身です。
中学では地域外のクラブチーム、高校から専門学校では寮生活を選択してきました。

「人間は環境に左右される」と考えるタイプなので、自己成長のためにあえて厳しい環境を選び続けてきたという自負があります。

専門学校を卒業して一旦は地元の京都へ戻ったものの、「このまま同じ日常を繰り返すのは違う」と感じ、当時やっていた造園職を3ヶ月で退職。なけなしの貯金で購入した軽バンをキャンピングカー仕様に改造して、車中泊の旅に出たこともあります。

当時乗っていた軽バン

ここから先の旅の話はとても濃く、本記事では書ききれませんので興味がある方はぜひ対面で(笑)

大麻産業に関わりたい

私が「大麻産業」に本気で関わりたいと思い始めたのは2023年3月。25歳のときでした。

車中泊の旅でたどり着いた広島県で仲良くなった中国人の友人から、ある日突然「タイへ行こう。グリーンラッシュが起きているらしいよ」と誘われたのです。

その頃の私は海外旅行の経験ゼロ。まずパスポート取得からのスタートでしたが、これまでの経験上、あまり考えすぎず相変わらずの「勢い重視」で航空券を購入したのを覚えています。

結果的に「海外には行ったほうがいい、価値観が変わる」と強く思うようになりました。

タイでは大麻解禁から9ヶ月しか経っていないのに、大麻産業がものすごい勢いで拡大していて、コンビニの数以上にディスペンサリーショップがあるほど。街中で大麻を楽しむ人も多く、日本とはまったく別次元で衝撃を受けたのを今でも覚えています。

そんなタイでの体験をきっかけに麻について色々と調べはじめると、今まで自分が思っていたものとは全くの別物だったことに気づきます。更には「日本でも法改正の話が進んでいる」ということを知りました。そして「いつか日本にもグリーンラッシュがくる」と確信し、自分も何かしらの形で関わっていきたいと行動を起こすようになったのです。

CBD部との出会い

CBD部(シービーディーぶ)とは、CBDをはじめとしたカンナビノイドをテーマにしたコミュニティ。(Wikipedia引用)

CBD部との出会いは、2023年8月4日に開催された『第8回CBDオフ会』です。

当時全く別の理由で上京した私は、京都から東京についたそのままの足でキャリーケースをもってCBDオフ会の会場へ向かいました。

そのときのCBDオフ会は約20人以上の方々が参加されていて、ワイワイ食事をしながら交流をしたり、 各自持参したCBD製品を試したり、日本の麻について話されていたり。

「ここなら自分の欲しい情報が得られそう」と感じ、それ以降のCBD部関連すべてのイベントに参加するようになりました。

そのイベント後は、CBD/麻関連の国内最大展示会『CBDジャーニー&カナコンの準備が始まっていたので、何かお手伝いできることはないかと自らオファーをさせていただきました。

初めてCBD部でやった仕事は、渋谷区全てのCBDショップをGoogle Mapsで調べて、『CBDジャーニーのチラシを置かせてください!』と突撃しまくった、いわゆる飛び込み営業です。

もともとCBD事業を始める前は個宅への飛び込み営業の仕事をしていたので、私自身特に抵抗なくやれたのですが、そのことをすごく評価していただき、そこから徐々に任される仕事の規模が大きくなってきました。

自分にとって当たり前のことをやっただけなのに、やる人がいない、やれる人がいない、ただそれだけですごく感謝される、必要とされる。私はこのコミュニティが好きになりました。

これからやろうとしていること

正しい知識の発信と市場拡大

2024年12月に行われたTHC濃度基準値の法改正に伴い、CBD市場は大きな転機を迎えました。この改正により、市場は一段と活発になる予感がしています。

もちろん、法改正にはその良し悪しが存在していますが、一つ言えるのは「大きな変化が起きた」ということです。こうした法的な枠組みの確立によって、大手企業がCBD市場に参入しやすくなったという声も散見されます。

ただし、私はこの進展だけでは不十分だと考えています。いくら企業が参入して製品が市場に溢れかえったとしても、実際に消費者がどれだけCBDを使ってくれるかが重要です。

そしてCBDを使用する消費者はむやみやたらに使ってほしい訳ではございません。きっちりCBDというものがどういうものなのか、どういう使い方をすればいいのか、しっかり理解していてほしいものです。

そこで私はリアルイベントを通じて、これまでCBDを使ったことがないという方や、使ったことはあるがよく分かっていない方たちに向けて、CBD(麻)の素晴らしさを直接届けます。少しずつでかなり地味な工程にはなるかもですが、必ずいつか効果が表れる。そう信じています。

CBDアドベントカレンダー2025の期間中に京都で開催されましたCANNABIS RETREAT in Kyotoでは、参加者の中に初めてCBDを学ぶ・使うという方がいたり、限定15名という少人数で開催したことによって一人ひとり丁寧にCBD(麻)の可能性について伝えられたことは私にとってまさに思い通りのイベントとなりました。

『よし!今回もCBDや麻のことについて知ってくれる1人が増えた!』と心の中で小さくガッツポーズしていたのは内緒です(笑)

歴史の記録(ドキュメンタリー撮影)

75年ぶりに大麻取締法が改正され、各地で活動の幅が広がっています。その活動すべてが素晴らしいものであり、後世に引き継がれるものだと思っております。

そんな今だからこそ、個人の感想だけでなく、エビデンスや事実ベースの情報が求められる時代。そこでCBD部としては、リアルな現場を撮影し、ありのままを発信するドキュメンタリーづくりに取り組もうとしています。

この記事の公開と同時に、昨年の「アジア国際ヘンプエキスポ2024」で撮影した動画をアップしましたので、ぜひご覧ください。

(動画をみるにはこちら

アジア最大の大麻イベントで見た“今”のタイ大麻市場とは?【AIHEF2024】

正直、どこまで大きな成果を出せるか分かりませんが、今後は映像チームを整え、本気で取り組みます。

かつて「シャーロット・フィギー」が世界にCBDを広めるきっかけになったように……。

今、大麻業界の最前線で活躍される皆様の姿をきちんと“歴史の1ページ”として残したい。そう考えています。

そこに力を注ぐためには、多くの方のご協力が必要です。

興味を持っていただける企業様・個人様は、ぜひご連絡くださいませ。取材依頼もいつでも大歓迎です。

現場だからこそ分かるリアルを撮影し、ありのままを発信していきます。

皆さんへメッセージ

ここまで読んでいただきまして有難うございました。

以上をもって、記念すべき「CBDアドベントカレンダー2025」の最終日を締めくくらせていただけたら最高です。

私はCBD部のコミュニティが大好きです。

THCから大麻を知った人、CBDから大麻を知った人、音楽や麻の実、あるいはヘンプ繊維から入った人など、入り口だけでもこんなに幅広い。それがとにかく面白いし、ワクワクします。みんな「麻の未来を真剣に考え、健全な業界を育てたい」という想いは同じだと感じています。

皆さん、ぜひ今されている活動をやめないでください。それは必ず意味のあるものですし、皆さんにしかできないことです。

これからもCBD部をどうぞよろしくお願いいたします。

私自身も、微力ながら大麻・CBD業界の発展に貢献できるよう全力を尽くしていきます。

2025年4月20日 こんさん

CBDジャーニー&カナコン vol.6(AHEPブースにて)